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瀬戸内国際芸術祭

ちょこっとお久しぶりです。
みなさんお元気ですか?

芸術の秋ということで、
先月行った『瀬戸内国際芸術祭』のお話

香川県沖の瀬戸内海に浮かぶ7つの島
(直島、小豆島、男木島、女木島、大島、豊島、犬島)と
高松港周辺で、現代アートの作品展が先月まで開催。
新聞の切り抜きやHPを眺めては、
ずっとずっと行きたいと思いを馳せていたのです。

本当は7島全部見たかったけれど、
滞在1日という弾丸トラベラー的スケジュール。
泣く泣く直島だけを見てきました。


いや~・・・
よかった・・
直島よかった・・。


「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに作られた
ベネッセハウスミュージアム』(←とってもオススメ!)を中心に
豊かな瀬戸内の自然の中でアートを楽しみ、

最後に辿り着いたのは『地中美術館』。
安藤忠雄さん設計の、まさに地中にある美術館。

1番よかったのは、クロード・モネの『睡蓮』を自然光で見せる真っ白な部屋。
1番謎だったのは、緑の部屋。

8人ずつしか入れずで、長蛇の列を並びおえ、
期待いっぱい入ったら(靴を脱ぐ)、そこはまるで未知のゾーン。
四方八方真っ白な壁、蛍光緑の薄暗いライトで照らされているのみの部屋。


「なんだこりゃ?」


妖艶な雰囲気のガイドお姉さんが、
「では、こちらへ・・・少しずつお進みください・・」と、
消え入るような声でみなに指示。
何かの儀式の如く、お客はみな恐る恐る若干下り坂の床を前方へ歩く。

お姉さんは、
「はい!ここまでです。では、後はご自由に歩いて空間を楽しんでください。」
どうやらそこから先は行けないらしい。


・・・????
光のアート?

歩けというもんだから、その真っ白な壁に向かって左右に歩くと、
緑の光のせいで焦点がおかしくなり、
どこまでも壁が続く感じがするのに行き止まり。
ぬりかべにしか見えなかった。

意味不明な空間に、おばちゃんが、
「これは何の意味があるのか?」とお姉さんに聞いたらば、
「作者の意図を受け取るというより、自分のマインドを開いて何か感じてください。」
的なことを言っていた。
その時の困り果てたおばちゃんの表情といったら・・・
私も同感だよ・・。

光のアート featuring ぬりかべでした。


そんなこんなで、アートな一日でした

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